生活習慣と社会性の育ちを支える絵本 げんきがだいすき キンダーブック1【2023年2月号】 対象年齢:2歳 3歳 4歳ごろ
園生活を楽しく豊かにし、やさしい心を育む年少児向けの総合生活絵本です。 生活習慣と社会性の育ちを支えます。
◆ 表紙の絵から
「ゆきの ペンキやさん」の歌がテーマです。 空から降りてきたペンキ屋さんが町中を真っ白く染めていき、一面の雪景色になりました。 「雪を触ったことはある?」「もし雪が積もったら何をして遊びたい?」などと、 雪遊びについて話題を広げてみてもよいですね。
かんさつ あざらしの おやこ
◆ ねらい
アザラシなどの寒いところに棲む生き物について関心を広げましょう。
◆ ポイント
アザラシの親子が寒いところでどのように暮らしているのかを知り、 お母さんに守られながら赤ちゃんが成長することを伝えましょう。 なぜ寒くても元気に暮らせるのか、ほかの生き物のからだの特徴にも注目しながら観察すると知識が深まります。
シール まめまき ぱらっ!
◆ ねらい
豆まきに親しみがもてるようにしましょう。
◆ ポイント
豆まきに必要な物や、鬼のパンツの模様などに注目しながらシール貼りを楽しみます。 「鬼は外、福は内」と声に出してみるのもよいですね。 「自分のなかにいる追い出したい鬼は何かな?」などと問いかけてから、豆まきをしても盛り上がりそうです。
せいかつ どうしたの?
◆ ねらい
困っている小さい子への関わり方を知り、思いやりの気持ちをもちましょう。
「泣いている子がいるね」と注目し、「自分だったらどうする?」と尋ねてみましょう。 ぴょんちゃんとにゃんたくんも気づいていることを伝え、 「ふたりはどうするかな?」と問いかけながらページをめくってみてください。
ぴょんちゃんたちが声をかけるようすに注目し、泣いているもんたくんの気持ちを考えましょう。 「ぴょんちゃんたちは、もんたくんと手をつないでお母さんを探してあげるんだね」と伝え、 相手の気持ちを考えて行動したことを知らせます。
「ふたりとも小さな子にやさしくできたね」と気づかせ、 「できるかな?」と問いかけると、自ら行動することを意識できますね。 また、自分自身が困ったときには、どうすればよいかを確認しましょう。
★ほかに、おはなし おにのこちゃんのせつぶん、しょくいく おてつだい、ぎょうじ ひなまつり、 うた ゆきのペンキやさん、などが掲載されています。
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