ぼくとテスの秘密の七日間
この計画には…あたしの、これからの人生が、かかってるのよ
文学の森4 ぼくとテスの秘密の七日間
2014年 旗と吹流し賞受賞(CPNB/オランダ図書共同宣伝機構選定)
ぼくが休みに家族と訪れたテッセル島で出会った女の子、テス。
ぼくよりちょっと年上で、頭ひとつ分、背が高い。
それに、ヘンなことが好きなんだ。
テスはパパを知らないんだって。 そんなことって、あるわけ?
テスには、秘密の計画があって、ぼくはそれを手伝うはめになった…
パパがいる人生か、いない人生かを、じぶんで選びたいっていうんだ!
家族ってなんだろう。
少年サミュエルのこころが旅する7日間の物語。
テスは自分の存在を知らない父親を島に招待し、娘だと告白しようとするが傷ついてしまう。
テスを想うサミュエルの行動がテスの父親の気持ちを動かす。
アンナ・ウォルツ/作 野坂悦子/訳 きたむらさとし/絵
アンナ・ウォルツ(Anna Woltz) |
野坂悦子(のざか えつこ) |
きたむらさとし |
1981年、ロンドンに生まれ、オランダのデン・ハーグで育つ。15歳で学校生活のコラムをフォルクスクラント紙に連載し注目を集めた。ライデン大学で歴史学を学び、在学中の2002年、『わたしの犬を助けて!』(未邦訳)で児童文学作家としてデビュー。以後、意欲的に活動を続ける。2012年には『まだ飛べない』(未邦訳)でテア・ベックマン賞を受賞。本作で2014年旗と吹流し賞に輝いた。最新作は大停電のニューヨークが舞台の『百時間の夜』(未邦訳)。
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1959年、東京に生まれる。1985年より5年間ヨーロッパに住む。今は、オランダ語と英語の子どもの本の翻訳を中心に活動している。2002年、『おじいちゃんわすれないよ』(金の星社)で産経児童出版文化賞大賞を受賞。主な訳書に『ネジマキ草と銅の城』(福音館書店)、『あかいほっぺた』(光村教育図書)、『わらって! リッキ』『ゆきだるまのスノーぼうや』(共にフレーベル館)など。日本国際児童図書評議会理事、紙芝居文化の会運営委員。
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1956年、東京に生まれる。1979年、イギリスに渡り、絵本を作りはじめる。『ぼくはおこった』(ハーウィン・オラム作/評論社)で、1983年にイギリスの新人絵本画家に与えられるマザーグース賞受賞、第11回絵本にっぽん賞特別賞受賞。イギリスと日本の両国で絵本を出版し、活躍している。絵本作品に『ひつじのコートはどこへいった』(評論社)、『ミリーのすてきなぼうし』(BL出版)、『わたしのゆたんぽ』(偕成社)など。
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※上記の情報は、2014年9月現在のものです。
発行年月:2014年9月
対象年齢:小学校高学年から
サイズ :20×14cm
ページ数:260ページ
ISBN :9784577042182
2014年 旗と吹流し賞受賞(CPNB/オランダ図書共同宣伝機構選定)
全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協会選定図書
★ 編集部より
『ぼくとテスの秘密の七日間』オランダレポート
(フレーベル館のHPへ)
「新婦人しんぶん」で紹介されました。
2014年11月20日の「新婦人しんぶん」の“広瀬恒子さんが選ぶ子どもの本 ねえ、いっしょに”のコーナーで紹介されました。
「こどもとしょかん」で紹介されました。
「こどもとしょかん」144号(2015年冬)で、“爽快な読後感のオランダの近書”として紹介されました。
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